えちぜん鉄道は、沿線地域の皆様の思いによって2002年に設立した、第3セクター方式の鉄道会社です。その設立の経緯から生まれた企業理念は、私たちの企業活動の基となっており、現在、当社に係わるすべての職員の価値観、及び行動指針となっています。
会社設立までの歩み
2度の衝突事故
当時、現在の勝山永平寺線と三国芦原線を運行していた京福電気鉄道で2000年12月と2001年6月の2度に渡って正面衝突事故が起こり、電車の運行が停止しました。
2年5ヶ月間のバス代行
電車の運行停止によりバス代行が行われましたが、定時性の確保が困難であることや交通渋滞など様々な問題により、バスは電車の代替にならないことが実証されました。
住民運動をきっかけに鉄道存続が決まる
鉄道の必要性を多くの住民が実感し、沿線住民・市町村が一体となって鉄道の存続運動を実施した結果、第三セクター方式による鉄道の存続が決定されました。
えちぜん鉄道の設立
2002年9月えちぜん鉄道株式会社が設立され、2003年10月に全線が開通しました。その後、地域住民・沿線自治体・事業者が一体となって地域に必要とされる鉄道を目指し、さまざまな取り組みを行っています。
企業理念
事業の目的と使命
地域・社会との信頼を基本におき、
お客様への安全性、利便性、快適性を通して、
地域共生型サービス企業をめざします。
企業方針
- お客様サービスを第一に考えます。
- 沿線地域と交流するネットワークを創ります。
- 自己責任を果たし、自立する企業をめざします。
- 夢と希望のある企業にします。